四万十ポーク(窪川ポーク)は窪川養豚協会が生産した豚肉の総称で、「麦豚」「米豚」「エコ豚」など特徴ある豚肉を生産しています。生産者の方達の試行錯誤の結果として、体重の増加量が通常飼育を上回り、味と風味が良く柔らかジューシーと評価の高いブランド豚となりました。

 

元々豚肉は、ビタミンやミネラルが豊富で必須アミノ酸をバランスよく含む優れたタンパク食品です。米豚に関して言えば飼料に米を混ぜる事によりその必須アミノ酸が従来の豚肉より増加している事が判明しています。豚は6~7か月で成体として出荷されますが、「仕上げ期」と呼ばれる最後の2か月間に、飼料用米を10%程度交ぜた配合飼料を与えます。これによって脂にオレイン酸という成分が多く含まれるようになり、旨味の基となる香りや甘みが生まれるんです。他にも、

 

「豚肉の脂肪が甘くなる」「色々な物が混ざって出来た飼料を使って育てた豚に比べ臭みがない」「赤身と脂身のバランスがちょうどいい」などなど、たくさんの恩恵がある素晴らしい豚肉に仕上がります。四万十ポークってすごい!!